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ビール価格2017年6月から値上げしても過去よりは安い?

投稿日:2017年5月30日 更新日:

2017年6月からビール価格が値上げします。

6月からお酒の安売り規制強化に対応するために、各ビールメーカーが販売奨励金(リベート)を減らしているためです。

これまではビールを販売するスーパーなどはリベートを原資として受け取ることでビールを値下げしていました。

しかし、6月からはリベートの金額自体が少なくなるため、ビール販売をしているお店はこれ以上利益が減らないように、やむを得ずビール価格を上げるしかないということです。

ドン・キホーテなどの大手スーパーではこれを見越して5月中のまとめ買いを勧めています。

また、すでに価格が上昇しているお店もあるようで、アサヒビールの「スーパードライ」は(350ミリリットル×6本セット)昨年12月から比較して29円値上がりました。

日ごろからビールにお世話になっているビール好きの人にとっては少しの値上げでも家計が気になっておいしくビールが飲めなくなりそうです。

しかし、日本の過去を振り返ってみるとビールの値段は驚くほど安くなっているんです。

それは一体どういうことでしょうか?これまでの価格の変化を見てみましょう!

グラフが示すビールの値下げ

総務省統計局の小売物価統計調査から得られたビール価格の年次推移です。

青線がビール価格赤線が現在の価値に換算した価格を示しています。

調査の対象は以下のようになっています。

1950~1994:淡色 瓶詰(633ml入り) 1本

1995~1999:淡色 缶入り(350ml入り) 1缶

1999~:淡色 缶入り(350ml入り) 6缶入り 1パック(1缶あたりの単価で比較)

ビールの価格(青線)だけを見ると、1950~1960年代までは大瓶1本120円台で横ばいとなっています。

70年代以降は価格が上がり、80年代あたりから大瓶1本が300円となりました。

1995年に青線グラフが300円から200円までガクンと落ちていますが、

これは調査対象が大瓶から350mlの缶になったためです。

 

ビール価格だけ見たら過去に比べてかなり上昇したように思えますね。

しかし、実際には価格は上昇したどころか減少しました

というのもこのビール価格は、ただたんに各年におけるビール価格を示しているだけで、現在の貨幣価値を反映していないからです。


次に、正確な価格推移を見るため、各年と現在の消費支出を元に現在の価値に換算した価格(赤線)を見てみましょう。

1950年のビール価格換算値は3105円にも及びます。今では考えられませんよね。

半世紀以上前には現代のように気軽に毎日飲めるお酒ではありませんでした。

その後、ビールが世間に広まり、消費支出が増加していくとともにビールの価値は下がり、70年代には今とほぼ同じ価格の大瓶1本300円の水準となりました。

最終的には、調査対象が350ml缶になった1995年以降は200円弱で落ち着いています。

 

昔、ビールは3000円だったというのは驚きですね。

当時の人はお金持ちでないと、なかなかビールは飲めなかったと思います。

そう考えると手軽にビールが購入できる現代はすごく恵まれているな、と思わずにはいられません。

 

最後に

過去から現在までのビールの価格の推移を見てみましたがいかがでしたでしょうか?

私としては、飲み会で欠かせないビールが昔に比べて手に入りやすくなって、とてもありがたいなと思いました。

今回、価格が上昇するということで家計が心配ですが、時代の流れを見ると、消費が増えることでビールが安くなっています。

もしかしたら多くの人がビールを購入して需要が増えたら、値下げを後押しするかもしれません。

この機会を逆に利用して、家族や友達とみんなでどんどんビールを買って消費を増やしてみるのも、後々価格を下げるための良い戦略かもしれませんね。

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-グルメ

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こんにちはノルムです。
価値ある情報をアップしていけたらなと思います。
最近は料理やストレッチに凝っています。180度開脚してみたいなぁ。