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タウナギには種類があった!日本での絶滅危惧種として分類された種も

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みなさんはタウナギという生き物を知っていますか?

ウナギと違うの?と思う方もいるかと思いますが、違います。

 

タウナギとはタウナギ目タウナギ科に属している淡水魚で、

ウナギとは異なる分類のれっきとした一つの種なんです。

そんなタウナギ、実は同じ名前をしているのにも関わらず、

3種類に分けられ、その中には絶滅が危惧されているものもいます。

 

今回は、そんなタウナギの分類と絶滅危惧種について見ていきましょう。

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タウナギの種類

上述した通り、タウナギには3種類いることが確認されていて

それぞれ

  • 中国と日本(沖縄を除く)に分布するもの
  • 南西諸島に分布するもの
  • 南アジアに分布するもの

に分けられます。

 

ちょっと専門的な話をすると、それぞれのタウナギは

DNAの塩基配列が異なる独立した種で存在します。

 

似たような外見なのに遺伝的に異なるってすごくないですか?

おそらくそれぞれが異なる地域の環境に適応するため、

独自の進化を遂げたのだと考えられますが、ここに生命の神秘を感じますね。

 

沖縄を除き、日本に分布しているものは中国に分布しているもの

と同じ系統に当たるため、中国大陸から持ち込まれた可能性が高いとされています。

 

遺伝的情報の他にも各種類の違いはあるのか調べてみましたが、

ほどんど違いは見つかりませんでした

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しかし、繁殖の方法だけ少し異なるようです。

 

タウナギは雌性先熟(しせいせんじゅく)という、

雌として成熟した後、雄に性転換するという特徴があります。

 

中国と日本に分布している個体は、雄が泡でできた巣を作り、その中で卵が育ちます。

そして、

雄は卵が孵化するまでは、巣の中に新鮮な空気を送って保護を行い、

孵化後は、仔魚を口の中で保育します。

 

しかし、琉球列島(南西諸島)に分布している個体は、孵化後に口内で保育をしません

 

また台湾など東南アジアに分布している個体は、

卵をホテイアオイという水草の根に産み付け、親が保護する必要をなくすそうです。

 

これらは、やはり遺伝的な違いが理由のようです。

 

しかし、これは私の単なる推測ですが、外見はほとんど同じなのに

住む場所が違うだけで習性が異なるというのは

遺伝的な理由もあるかもしれませんが

これらは人間である私たちも住む場所で違う文化を持っているように

タウナギも住む場所に合わせた育て方をしているだけなのではないでしょうか。

 

逆に遺伝子情報が異なる種であるのに、

同じような外見、行動をしているという方が奇跡のように思えますね。

 

ところで、タウナギの内、絶滅の危機に瀕している種もあります。

”沖縄を除く”という文言から察しがついている方もいるかもしれませんね。

 

絶滅が危惧されている種

みなさんお察しの通り、絶滅危惧種に指定されているのは、

南西諸島に分布している種です。

 

これは、環境省によって作成された

「絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト」

である「環境省レッドリスト2017」の情報です。

 

本リストでは「タウナギ属の一種(琉球列島)」が

「汽水・淡水魚類」で絶滅危惧IA類(CR)に分類されています。

 

ちなみに、リストのカテゴリー(ランク)の概要は以下の通りです。

絶滅 (EX)
我が国ではすでに絶滅したと考えられる種

野生絶滅 (EW)
飼育・栽培下、あるいは自然分布域の明らかに
外側で野生化した状態でのみ存続している種

絶滅危惧Ⅰ類 (CR+EN)
絶滅の危機に瀕している種

絶滅危惧ⅠA類(CR)
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの

絶滅危惧ⅠB類(EN)
ⅠA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

絶滅危惧Ⅱ類 (VU)
絶滅の危険が増大している種

準絶滅危惧 (NT)
現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化
によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種

情報不足(DD)
評価するだけの情報が不足している種

絶滅のおそれのある地域個体群 (LP)
地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの

(参照:http://www.env.go.jp/press/103881.html

琉球列島のタウナギは、なんと570万年以上前から独自の進化を遂げた種

であることが遺伝子解析で確認されています。

 

ここまで貴重な種であると、天然記念物であるイリオモテヤマネコ

と同じレベルでの保護が必要なんじゃないかという見解もあります。

 

どんな保護レベルであれ、絶滅危惧種をこれ以上減らさないように気を付けたいですね。

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まとめ

タウナギについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

 

タウナギは分布で3種類に分けられ、

中国と日本(沖縄を除く)、南西諸島、東南アジアに生息しています。

 

また繁殖方法も地域によって異なるということです。

 

日本での絶滅危惧種に指定されているのは

南西諸島に分布している種になります。

 

いろんな地域に生息しているタウナギですが、

外見が同じでも遺伝子情報が異なることに驚きました!

地球上の生命の神秘は一筋縄では理解できないですね。

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